■宝鎚を武器に戦う仏教の守護神

 

別名を安陀羅（あんだら）ともいう、安底羅大将（あんてらたいしょう）。宝鎚（ほうつい）と呼ばれる武器を持つとされる。十二支ではさる、しかしうさぎをあてる場合もあり一説には「人身に兎頭の半獣半人」ともいわれている。

十二神将を含め、薬師如来が主をつとめる「浄瑠璃世界」は、健康保全が何よりのテーマである。そのため、十二神将もそれぞれ使命があるとされるが、経典などにおいて詳しい記載は見つかっていない。

 

梵字：サ

真言（呪文）オン・アンテラ・ソワカ

眷族（家来）七千人の夜叉

持物宝珠、宝鎚

ご利益精神安定

仏像名十二神将立像（国宝）

仏像所蔵先名新薬師寺本堂（しんやくしじほんどう）

 

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