こんばんは。
今さらですが、明けました2024年、「今年もよろしくお願いします。」
新年そうそう、佐渡ヶ島もグラっと揺れました。我が家では調味料が棚からボロボロ落ちました。長く感じて「怖かったです。」
ですがコチラは佐渡の中でも山側で、幸いにも津波の被害や土砂災害もなく、一日何度か震度1~3程度の余震があるものの仕事にも行けて、水も食料もトイレも猫砂もある、何不自由のない日常生活ができています。
でも、同じ佐渡でも場所によっては断水や停電している地域もあるそうなので、「おめでとうございます。」は控えさせていただきます。
被災された皆様に一日も早く日常が戻りますように…心から願っています。
新年からずいぶん不機嫌なお顔ですが、久々の「新作」です。
久しぶりに最後まで投げ出さずに描けました。
画材:色鉛筆&パステル/BBケントボード・B3サイズ
犬猫病院なので犬も…と欲張ったせいで、
予定より時間がかかってしまって、クリスマス納品には間に合いませんでしたが、久しぶりに最後まで投げ出さずに描けました。去年は、よそ見せずに「描く」が目標だったので
間に合わなくても「よしよしヾ(・ω・`)」
モデルさんは彼女↓
佐渡犬猫病院の看板姫、ミツコさんです。
ミツコさんは保護ネコ。右後ろ脚がありません。けれどそんなこと微塵も感じさせないほど彼女はタフでクール、そして美しいのです。3歳とおとなですが
オモチャで遊んだり、病院内を歩き回ったりしています。
私がミツコさんを知る切っ掛けになったのはAmebaブログの「猫ときどき犬」の記事から。
丁度そのころわが家でも保健所から譲渡してもらった子猫を育て始めたばかり。
ワクチンやマイクロチップのことなど知りたくてたどり着いたサイトでした。
この写真もそのブログの方が佐渡犬猫病院で撮影したものだそうです。
当時、義母の介護の為に夫の実家に移り住んでそろそろ5年、それまで自由気ままな暮らしとは全く違った環境に疲れが溜まっていた私は大好きな絵からも遠ざかっていました。
描くことは大好きなのに、以前のようにじっくり向き合えない。
描いても描いても気に入らない。時間がない。集中できない。
気が付けば愚痴ばかり溢すようになっていました。
そんな時、ミツコさんを見て、足がなくても誰も恨まず、強く堂々と生きている彼女を見て
「なんか、恥かしいな…」と目が覚めました。
つまり、ミツコさんは私の絵の救世主というわけです。
出来れば佐渡犬猫病院に持っていってミツコさんにも見てもらいたいけど、佐渡では今日も大きな地震(震度4だけど、震源が佐渡沖と近い)のもあって、こんな時期に額に入れた絵なんて持って行って、もし壁から落下して病院に迷惑をかけることになったら…ケガをさせてしまったらと心配で、実はまだ額装したまま我が家の玄関に置いてあります。
アクリルパネルにしたからかなり軽くしてあるけどやっぱり心配で持ち出せずにいます。
日常のありがたさを痛感する2024年の始まりです
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